釼地邦秀(著) 『心の終活』
(Kindle 版/POD版)
本書は心の終活を勧めるものです。その趣旨は、旅立ちの準備をし、<その時>の心構えを持っておこう、という処にあります。ただし、それだけではありません。本書では今後のライフプランの作成も勧めています。すなわち、旅立ちの準備をし、その時の心構えを持ったうえで、残りの人生を精一杯生きていこうということです。本書の構成もその趣旨に沿って設計しました。
【本書の構成】
第Ⅰ部 旅立ちの準備……備え有れば患(うれい)無し
第Ⅱ部 <その時>の心構え……死を受け容れるには
第Ⅲ部 今後のライフプラン……人生を生き切る
【本書の工夫】
本書は以下のような方針に基づいて執筆しました。
◇
身辺整理ではなく「心の終活」に特化する。
◇
「心の終活」の根本的な意義は<自分自身の生きる支え>を見つけだすことにある。よって、特定の考え方を説くのではなく、読者が自分自身で考えるためのヒントを幅広く提供する。また、そのための注記や出典の紹介もできるかぎり充実させる。
◇
全体を通して、「考え方」と「実践方法」の統合を心掛ける。すなわち、理論・教理に偏らず、実践のみに偏らず、両方に目を向けるよう心掛ける。
◇
仏教については初学者を念頭に置き、<現代科学と対応させながら>分かりやすく丁寧に説明する。
◇
私が運営する自己啓発支援サイト[自己啓発支援センター]との連携を図る。たとえば、本文中に掲げた図表はサイトで閲覧やダウンロードができるようにする、関連情報のページにリンクを張るなど。
本書は、貴方の不安が少しでも和らぐように、この先も目標を持って生き生きと暮らしていけるように、精魂を込めて執筆しました。少しでもお役に立てるよう、心から願っております。
【主要目次】
◆第Ⅰ部 旅立ちの準備……備え有れば患(うれい)無し
第1章 あの人の臨終観
第2章 「杖ことば」に学ぶ
第3章 本に学ぶ
第4章 映像資料を参考にする
第5章 仏教の基礎知識
第6章 入門書
第7章 修学・修行の前に知っておきたいこと
第8章 般若心経について
第9章 坐禅と写経について
◆第Ⅱ部 <その時>の心構え……死を受け容れるには
第10章 あの人の最後
第11章 「杖ことば」に学ぶ
第12章 本に学ぶ
第13章 映像資料を参考にする
第14章 仏教の教え
◆第Ⅲ部 今後のライフプラン……人生を生き切る
第15章 青春の詩
第16章 「杖ことば」に学ぶ
第17章 本に学ぶ
第18章 映像資料を参考にする
第19章 今後のライフプラン
【KW】
終活ガイド/エンディングノートではできない終活/定年後の目標とライフプラン/死後の世界/輪廻常常/仏教の学び方/死生観/法話のヒント
【著者紹介】
釼地邦秀(けんち・くにひで)
[生年]
1943年。
[現職]
自己啓発支援センター所長。
[職歴・修行歴]
中ノ郷信用組合職員・日本能率協会中小企業センター経営コンサルタント・日本能率協会社内教育事業部チーフ教育コンサルタント・岡崎女子短期大学経営実務科助教授・中小企業大学校非常勤講師・國學院大學栃木短期大学商学科教授・亜細亜大学経営学部非常勤講師・実践女子大学人間社会学部教授・実践女子大学大学院人間社会研究科教授。2014年現在で金融機関勤務歴は約12年、教員歴は約28年、経営コンサルタント歴は約30年。
なお、還暦を過ぎる頃から桓武天皇勅願寺・長福寿寺・第55世学頭・今井長新大僧正のもとに独参を重ね、そののち大正大学大学院仏教学研究科博士前期課程に正規の院生として一年半ほど在籍。以降、在家のままで修学・修行を重ね、15年を超える。
[学歴]
亜細亜大学商学部卒業。明治大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。大正大学大学院仏教学研究科博士前期課程中退。
[学位・資格]
明治大学・博士(経営学)。経済産業大臣登録・中小企業診断士。
[主要単著]
『期待モデルによる企業人学習意欲の研究』(白桃書房)、『組織活性化と経営管理者の役割』(白桃書房)、『大学1・2 年から始めるキャリアデザイン』(日本経済新聞出版社)、『ライフプランから始める本気の自己啓発』(三恵社)、『自己啓発の事例と自己啓発の進め方』(Kindle版)、『人生目標を見つけて自分のやる気を高めよう』(Kindle版)、『自分のやる気を高める目標を見つけよう!』(Kindle 版)、『定年後の目標とライフプラン』(Kindle版)。
[ウェブサイト]
自己啓発支援センター[http://sdsc.p2.weblife.me/]
*発行年月日:2019年3月22日(第1版・第1刷)
【購読者の方へ】
*本文で案内した[図表]はこちらで閲覧・入手出来ます。
図表_ライフプランの統合モデル_pdf
図表_実行計画表(記入サンプル)_pdf
図表_実行計画表(ブランクフォーム)_pdf