自己啓発支援センター(R)
Self-Development Support Center



☆ライフプランから始める本気の自己啓発を支援します☆


所長 釼地邦秀
Kenchi, Kunihide



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開設(2014年6月22日)

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自己啓発の進め方>第2章:意思決定...意思決定のポイントを掴む

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【はじめに】

ここでは「意思決定のポイント」を整理します。なぜならばライフプランや自己啓発プランはさまざまな意思決定の積み上げによって創られるからです。第1章の運命観の説明に整合性を持たせながら展開し、最終的には「意思決定のポイント」としてチェックリストの形に総括します。




【目次】 

1. 自己啓発と意思決定 ▶[本文]へ

2. 「意思決定の意味」から導き出される意思決定のポイント ▶[本文]へ

3. 「運命観」から導き出される意思決定のポイント ▶[本文]へ

4. 「各ステージ」に共通する意思決定のポイント(図表-5) ▶[本文]へ

5. 意思決定のポイント(一覧表形式のチェックリスト) ▶[本文]へ





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1. 自己啓発と意思決定

ここでは「ライフプランから始める本気の自己啓発」を念頭においた意思決定のポイントを紹介します。はじめに統合モデルにおける「意思決定」の位置を簡単に復習しておくと次のようになります。「運命観」→「意思決定」→「ライフプラン」→「自己啓発プラン」→「実行」→「振り返りとフィードバック」。すなわち、各人の運命観の下(もと)で意思決定を繰り返しながらライフプラン、自己啓発プラン、実行、そして振り返りとフィードバックの全ステージに取り組んでいくことになるのです。すべてのステージで、さまざまな場面で、意思決定が必要になります。たとえば、ライフプランでは人生目的や人生目標を、自己啓発プランでは自己啓発目標や実行手順を決める意思決定をしなければなりません。ですので、自己啓発の実質的な第1ステージであるライフプランの説明に入る前に意思決定のポイントを確認しておきたいのです。人生は意思決定の連続です。これから紹介する意思決定のポイントは、自己啓発の場面だけではなく、あなたの人生のさまざまな場面できっと役に立つと思います。それではまず最初に「意思決定の意味」から導き出されるポイントを紹介します。そのうえで、ステージ①「運命観」から導き出されるポイントを紹介し、続けて③「ライフプラン」・④「自己啓発プラン」・⑤「実行」・⑥「振り返りとフィードバック」の各ステージに共通するポイントを紹介していきます。





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2. 「意思決定の意味」から導き出される意思決定のポイント

「意思決定」という言葉は経営学やビジネスの世界において広く用いられている言葉です。英語では一般に「decision-making」 と表現されます。このサイトにおいては「特定の目的を達成するために、候補とされた実行案の中から最適のものを選択すること」と定義します。そうすると、この意思決定の定義からは3つの要件を抽出することが出来ます。1つ目は「意思決定の目的を明確に定めること」、2つ目が「その目的を念頭に置きながら広く情報探索を行って候補となる実行案を創ること」、3つめが「候補となった実行案の中から最適のものを選択すること」です。かくして「意思決定の意味」から抽出する意思決定のポイントは次のようになります。

■「意思決定のポイント-1」: 意思決定にあたってはその目的を明確に定め、広く情報探索を行いながら候補となる実行案を創り、その中から最適のものを選択する。





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3. 「運命観」から導き出される意思決定のポイント 

「運命観」に関する意思決定のポイントというと、私は反射的に次の言葉を思い浮かべます。それは「天命の下(もと)で人事を尽くし、人事を尽くして天命を待つ」という言葉です。先人の言葉を合成して私が創ったものです。「天命」は「運命」と同じ意味に使っています。昔からの諺に倣って天命という言葉に置き換えました。「自分では如何ともしがたい前提条件である天命(運命)の下で、熟慮を重ねた目標を設定し(つまり意思決定をし)その実現に向かって精一杯の工夫と努力をしたあとは、天命(運命)に結果を委ねる」という意味です(*)。ここで「意思決定のポイント-2」として掲げておきます。

■「意思決定のポイント-2」: 天命の下(もと)で人事を尽くし、人事を尽くして天命を待つ。


私は経営学研究科の出身ですが、伝統寺院で少し修行をし、正規の院生として1年半ほど仏教系の大学院に学びました。その結果、空観(くうがん)を是(ぜ)とするに至った次第です。そのうえで、この言葉を自戒の言葉としています。





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4. 「各ステージ」に共通する意思決定のポイント

それでは「運命観」を離れて各ステージに共通する意思決定のポイントを説明していきます。すでに述べたように「ライフプラン」のステージ以降においては、さまざまな意思決定が必要になります。たとえば、ライフプランでは人生目的や人生目標を、自己啓発プランでは自己啓発目標や実行手順を決める意思決定をしなければなりません。以下においてはそれら各ステージに共通する意思決定のポイントを掲げてまいります。


■「意思決定のポイント-3」: 候補案を探索する時のポイント
このサイトでは「意思決定とは、特定の目的を達成するために、候補とされた実行案の中から最適のものを選択することである」と定義しました。ですので、まずは候補となる実行案を創るために広く情報を探索することが必要になります。ただし無闇に探索するのではなく、(a)意思決定の目的を明確に定め、そのうえで、(b)必要な情報を広く探索します。以下においてはそれらを「意思決定のポント」として表現しておきます。


「意思決定のポイント-3a」: (意思決定の目的を明確に定める)
「意思決定のポイント-1」の一部に重複しますが、候補案を探索するにあたっては、まず意思決定の目的を明確に定めることが大切です。たとえば「自分の一生の指針となる人生目的を定めるため」とか「昇進昇格に役立つ資格を決めるため」といったように意思決定の目的を明確に表現しておくのです。時には目的が複数になることもあるでしょうが、その場合には(それぞれを)箇条書きにすると明確な表現になります。また、数字で表現出来るものは数字で表現しておきます。

意思決定の目的を明確に定めることにより、候補案の探索が目的にかなったものとなり、最終的に選択される決定案も最適なものとなるのです。


■「意思決定のポイント-3b」: (情報は広く探索する)
意思決定とは、特定の目的を達成するために、候補とされた案の中から最適のものを選択することでした。ですので、選択の対象となる候補案を創るための情報探索が最初の作業になります。キーワードは「広く探索すること」です。出来るだけ探索漏れを無くしたいのです。参考までに自己啓発に関する情報源をいくつか例示しておきます。書籍(単行書・雑誌など)、各種電子媒体(DVD・CDなど)、新聞(全国紙・地方紙・業界紙)、テレビ、ラジオ、インターネット、公的機関、交流会(同業種・異業種)、各種勉強会、セミナー、専門家、同僚・上司・部下、取引先の人々、居住地域の人々、家族などです。ただし、自分自身で考えることを忘れないようにして下さい。「情報収集」と「自分自身で考えること」を交互に繰り返すようにして欲しいのです。「情報収集」から始めても良いですし、「自分自身で考えること」から始めても良いです。要は交互に繰り返して頂きたいのです。そうすることによって納得感を持ちながら情報収集をしていくことが出来ますし「最適案の選択」も容易になります。


■「意思決定のポイント-4」: 最適案を選択する時のポイント 
広く情報探索をしながら自分自身でも良く考えて候補案を用意したあとは、それらの中から最適な案を選ぶことになります。その時、念頭に置いておきたい基本原則が以下の4つです。最適案を選ぶに際しての基本的な心構えと言っても良いでしょう。

(a) 意思決定は不確実性の中で行われることを了解しておく。
(b) 何かを得ようとするならば、何かを諦めなければならないこともある。
(c) 必ずシミュレーションをしてみる。
(d) 書きながら考える。


■ 「意思決定のポイント-4a」: (意思決定は不確実性の中で行われることを了解しておく)
我々が意思決定をする場合、その意思決定に必要な情報を100%入手することはほぼ不可能です。ですから、我々は不確実性の中で、何らかのリスクを覚悟し、どこかで割り切りながら意思決定せざるを得ません。まずはこのことを意思決定の前提として了解しておきましょう。

しかしながら、このような状況の中でも出来る限り効果的な意思決定をしたいものです。そこで、私が使っている「7:3の原則」を紹介させて頂きます。自分で勝手に「7:3の原則」と呼んでいるのですがとても便利な方法です。

どうするかというと、7割くらいの確率で目標を達成出来そうだと判断したら、その案で決定するのです。したがって、残り3割の不確実性は(そのまま)脇に置くことになります。人生目標や自己啓発目標を選択する時はもちろん、自己啓発目標を達成するための手段を選択する時にも適用出来る基本原則です。

ただし、この方法には若干の補足説明が必要になります。少しの間お付き合い下さい。

▶(補足説明-1)
意思決定の段階では十分なシミュレーションをする。シミュレーション(simulation)とは模擬実験のことです。このサイトでは「実際の取り組みの前に(すなわち意思決定の段階で)、実行のプロセスを想定しながら、起こりそうな問題をあらかじめ予想し、その対策を考えておくこと」、という意味で使用しています。意思決定におけるとても大切な作業ですシミュレーションを欠いた場合、「7:3の原則」は成り立ちません

▶(補足説明-2)
十分にシミュレーションを行い「7割かた大丈夫」と判断したあとは実行に移るわけですが、この段階に入ったら「工夫と努力」が必須になります。必死に工夫と努力を重ねていると、欲しかった追加情報が思いがけず手に入ったり、まったく想定していなかった人から支援の申し出があったりして、予想していた障害が大幅に減少するのです。私自身、そんな経験を何度もしてきました。ポイントは「必死の工夫と努力」です。必死の工夫と努力が幸運を呼ぶのだと思っています

▶(補足説明-3)
「7:3」というこの比率は意思決定の重要度によって変えます。たとえば、重要な意思決定の場合には成功確率を高め「8:2」に変更したり、反対に重要度の低い意思決定の場合には「6:4」に低めたりします。現実の世界においては重要な意思決定対象に対し「5:5」以下の成功確率で取り組まざるを得ない場合もあるでしょう。その場合には「人事を尽くして天命を待つ」しかしようがありません。ただし「人事を尽くし切ること」が肝要です。そのあとであれば神仏に祈ることがあっても良いと思います。


■「意思決定のポイント-4b」: (何かを得ようとするならば、何かを諦めなければならないこともある)
私は、望むものすべてを手に入れることは出来ないと思っています。それが現実でしょう。まれには欲しいものをすべて手に入れている人がいるかもしれませんが、大多数の人にとっては何かを得ようとするならば何かを諦めなければならないのが現実だと思います。仕事に全力で取り組むのはもちろんのこととして、毎日晩酌をしたい、連続テレビドラマを欠かさず観たい、週に1回はゴルフもやりたい、そのうえで自己啓発もしたいというのでは、まともな自己啓発にはならないでしょう。ですから、「自分にとって大事なものは何か」と熟考し、それ以外のものは(当面)諦めることも必要だと思うのです。話を嗜好・趣味から、自己啓発そのものに変えても同じことです。たとえば、取り組みたい自己啓発目標が5つある場合を考えてみましょう。あなたはいくつの目標に取り組もうとしますか? この場合、私はさらに絞り込むことを推奨します。なぜならば、時間もお金も気力も体力も、出来る限り少ない数の目標に集中したいからです。私はこの方法でいくつもの目標を達成してきました。絞り込んで取り組んだ方が、かえって多くの目標を達成出来ると思っています。


■「意思決定のポイント-4c」: (必ずシミュレーションをしてみる)
「意思決定のポイント-4a」の(補足説明-1)で少し触れましたが、シミュレーション(simulation)とは模擬実験のことです。このサイトでは「実際の取り組みの前に(すなわち意思決定の段階で)、実行のプロセスを想定しながら、起こりそうな問題をあらかじめ予想し、その対策を考えておくこと」、という意味で使用します。たとえば、どの段階でどの位の費用が必要になるか、自己啓発に充当した時間は現実的に可能なものになっているか、会社の繁忙期と重なる時期の計画に無理はないかなど、取り組みの手順に従ってあらかじめ確認するのです。そして問題が予想されたら、事前の対策を講じたり、問題が起きた場合の対応策をあらかじめ考えておきます。簡単な説明でしたが目標達成率を高めるための必須の作業です。このあとも必要に応じて繰り返し申し上げますが「シミュレーション」の重要性を忘れないようにお願いします。


■「意思決定のポイント-4d」: (書きながら考える)
複数の候補案の評価・選択にあたっては書きながら考えるようにしましょう。一般に評価・選択は箇条書きをしたり、作表したり、図解したり、時には5段階評価や「○」・「△」・「×」といった評価尺度を使って行うことになりますが、いずれの場合でも「書きながら行うこと」がポイントになります。なぜならば、頭の中だけで考えていると堂々巡りになってしまうからです。あとで思考過程を振り返り、確認することも出来ません。使うのはメモ用紙やノートでも良いでしょうが、私はワープロソフトを良く使います。簡単な図も描けますし、書き直しや保存にも便利です。方法はともかくとして、書きながら考えることが大切です。あれこれ書いている内に新しいアイディアが浮かんでくることも少なくありません。


■「意思決定のポイント-5」: 最適案を選択するための評価システムを構築する
一般に何かを選択するためには対象を比較することになりますが、そのためには評価システム(評価表)が必要になります。このコーナー「自己啓発の進め方」では評価システム(評価表)=「評価対象項目」+「評価項目」+「評価尺度」として構築していきます。「評価対象項目」とは情報探索の結果、選択の候補として掲げた項目をいいます。たとえば、人生目的を決めるための候補項目、人生目標を決めるための候補項目、自己啓発目標を決めるための候補項目のことです。ただしこれは「意志決定のポイント」に置き換える必要性は無いと思いますので、「評価項目」から説明していきます。


■「意思決定のポイント-5a」: (評価項目を決める)
「評価項目」とは評価対象項目を評価するための着眼点のことです。ご存じのように人事評価では「業績」や「協調性」などが評価項目として使われています。ここでは共通性・汎用性の高いものとして「実現可能性」、「貢献度」、「取り組み意欲」を使っていきます。なお、ビジネスの場で一般に使われる「緊急度」は自己啓発関連の評価項目としては外しても大きな不都合は無いと判断しました。出来るだけ評価項目を少なくしたいという気持ちがあるのです。必要な場合には追加して下さい。

(1) 実現可能性:
評価対象項目を比較検討するために必要な第1の項目は「実現可能性」です。いくら理想的な候補案であっても実現の可能性が低すぎては選択出来ないからです。もし実現可能性の評価過程で次善の策が浮かんできたら、それも「評価対象項目」に追加して検討します。なお、「実現可能性」を評価するにあたってはシミュレーションを忘れないようにしましょう。

(2) 貢献度:
「貢献度」とは上位の目的や目標の実現に対する貢献度のことです。ですから、人生目標を評価・決定する時は人生目的への貢献度を念頭に置いて評価しなければなりません。なぜならば、出来るだけ人生目的に貢献する(役立つ)人生目標を選択したいからです。同様に、自己啓発目標を評価・決定する時には人生目標への貢献度を念頭に置く必要があります。この評価項目はビジネスの場で一般に使われる「重要度」に該当します。

(3) 取り組み意欲:
これは評価対象項目、たとえば人生目標や自己啓発目標の候補項目に対する自分自身の取り組み意欲のことです。取り組み意欲の高低は目標の達成・未達成に少なからぬ影響を及ぼします。欠かすことの出来ない評価項目です。評価するにあたっては「実現可能性」と「貢献度」の評価結果を参考しても構いません。おそらく、無意識の内にそうすると思います。「取り組み意欲」は「実現可能性」と「貢献度」の影響受けるものだからです。


■「意思決定のポイント-5b」: (評価尺度を決める)
「評価尺度」とは評価するための測定単位のことです。5段階評価をはじめとして評価尺度にはいろいろありますが、あまり厳密にすると使いにくくなってしまいます。自己啓発に関しては「◎」、「○」、「△」、「×」ていどの評価尺度が良いと思います。


■「意思決定のポイント-5c」: (評価表を創る)
候補案の探索によって評価対象項目は明らかになっていますので、評価項目と評価尺度が決まれば評価システムとしての「評価表」を創ることが出来ます。


■「意思決定のポイント-6」: 評価表を使って評価し、選択項目を確定する
意思決定の最終段階になります。完成した評価表を使って、候補となっている評価対象項目を評価し、選択する項目を確定します。

(1)
評価対象項目と評価項目とを組み合わせながら行います。

(2)
評価対象項目と評価項目とを組み合わせながら評価を完了したら、最適の評価対象項目を選択し、その結果を「最終判定」の欄に記入します。

(3)
選択した評価対象項目について(再度)シミュレーションします。選択後の修正や変更を防ぎ、取り組み開始後の思わぬ障害発生を極力少なくするためです。ここでに一応のシミュレーションは済んでいるはずですので、そんなに大きな負荷にはならないと思います。「転ばぬ先の杖」という言葉もあります。目標の達成確率を高めるため、面倒がらずに取り組むようにしましょう。何度も申し上げて恐縮ですが、目標の達成確率を高めるため、「実現可能性」については十分にシミュレーショをしてから評価を確定して下さい

【例示としての評価表を図表-5に掲げておきます】

(1)
人生目標の1つに「昇進昇格」を掲げた人が、そのための自己啓発目標として「資格取得」を考え、2つの候補項目が浮かんだとします。したがって、この場合の「貢献度」は、上位目標である「昇進昇格」に対する貢献度ということになります。

(2)
評価は「評価対象項目」と「評価項目」が交わる空欄に記入します。「評価尺度」は欄外に注記してありますので、それを参照して該当するレベルの記号を記入します。

(3)
「備考」は必ず設けるようにして下さい。備考欄を用意しておかないと、しばしば表自体の修正が必要になってしまいます。

(4)
表計算ソフトかワープロソフトを使用すると保存や改訂に便利です。



図表-5 評価表の例示

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5. 意思決定のポイント(一覧表形式のチェックリスト)

□「意思決定のポイント-1」:意思決定にあたってはその目的を明確に定め、広く情報探索を行いながら候補となる実行案を創り、その中から最適のものを選択する。
□「意思決定のポイント-2」:天命の下(もと)で人事を尽くし、人事を尽くして天命を待つ。
□「意思決定のポイント-3」:候補案を探索する時のポイント。
□「意思決定のポイント-3a」:(意思決定の目的を明確に定める)。
□「意思決定のポイント-3b」:(情報は広く探索する)。
□「意思決定のポイント-4」:最適案を選択する時のポイント。
□「意思決定のポイント-4a」:(意思決定は不確実性の中で行われることを了解しておく)。
□「意思決定のポイント-4b」:(何かを得ようとするならば、何かを諦めなければならないこともある)。
□「意思決定のポイント-4c」:(必ずシミュレーションをしてみる)。
□「意思決定のポイント-4d」:(書きながら考える)。
□「意思決定のポイント-5」:最適案を選択するための評価システムを構築する。
□「意思決定のポイント-5a」:(評価項目を決める)。
□「意思決定のポイント-5b」:(評価尺度を決める)。
□「意思決定のポイント-5c」:(評価表を創る)。
□「意思決定のポイント-6」:評価表を使って評価し、選択項目を確定する。





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自己啓発の進め方:目次

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プロローグ 本題に入る前の概要説明

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ここでは「ライフプランから始める本気の自己啓発」について、その全体像を紹介します。【目次】1.自己啓発の必要性/2.自己啓発の阻害要因/3.阻害要因を克服する方法/4.自己啓発の統合モデル5. 自己啓発プランの完成。

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第1章 運命観 運命は変えられるか

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ここでは「運命観」について自分自身の考えを整理・確認して頂きたいと思います。なぜならば、ライフプランや自己啓発プランは、さまざまな意思決定の積み上げによって創られ、その意思決定は、その人の運命観の影響を受けるものだからです。たとえば、「運命は変えられない」と考えている人と、「運命は変えられる」と考えている人とでは意思決定の仕方は変わるでしょう。【目次】1. 自己啓発と運命観/2. 運命という言葉の意味/3. 運命と人間の自由意思との関係/4. 運命と工夫・努力との関係。

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第2章 意思決定  意思決定のポイントを掴む

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ここでは「意思決定のポイント」を整理します。なぜならばライフプランや自己啓発プランはさまざまな意思決定の積み上げによって創られるからです。第1章の運命観の説明に整合性を持たせながら展開し、最終的には「意思決定のポイント」としてチェックリストの形に総括します。【目次】1. 自己啓発と意思決定/2. 「意思決定の意味」から導き出される意思決定のポイント/3. 「運命観」から導き出される意思決定のポイント/4. 「各ステージ」に共通する意思決定のポイント5. 意思決定のポイント(一覧表)。

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第3章 ライフプラン 人生目的と人生目標を定める

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ここでは「人生目的と人生目標の設定」について、その考え方、具体的な手順、最終的な確認の方法などを説明します。【目次】1.ライフプランは自己啓発の原点/2.人生目的の候補を探索する/3.人生目的を決定する4.人生目標の候補を探索する/5.人生目標を決定する/6.ライフプランの作成。

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第4章 自己啓発プラン ライフプランに沿った自己啓発プランの設計

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ここでは「自己啓発プラン」の作り方について、その考え方と方法を説明します。【目次】1.ライフプランと自己啓発プランの関係/2.自己啓発目標の探索/3.自己啓発目標の評価決定/4.人生目的→人生目標→自己啓発目標の体系的確認5.自己啓発目標達成手段の決定6.ライフプランと自己啓発プランの統合7.実行計画の作成/8.実行計画表の作成。

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第5章 実行 自分で自分をやる気にさせる

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自己啓発目標を達成するには「自分で自分をやる気にさせる」ことが肝要です。ここではそのポイントを紹介します。【目次】1.メメント・モリ/2.計画は手抜きをせずに作成する/3.人生目的→人生目標→自己啓発目標→実行計画の関係を忘れない/4.「実行計画表」を自己動機づけに活用する/5.一日単位のP・D・S/6.振り返りを「習慣」にする7.自己啓発目標を目に付くようにしておく/8.ほんの少しで良いからやってみよう/9.出来たことに意識を向ける/10.目標を達成した時の自分をイメージしてみる。 

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第6章 振り返りとフィードバック 永続的な自己啓発を目指す

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最後は「振り返りとフィードバック」のステージです。1つの自己啓発目標への取り組みを終えたら(その達成度にかかわらず)振り返りをし、その結果を次の自己啓発に活かしていきましょう。それを繰り返すことによって、あなたの自己啓発能力を永続的に高めていくことが出来るのです。【目次】1.自己啓発目標の達成状況を判定する/2.振り返りとフィードバック。

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引用・参考資料/更新記録

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・ 釼地邦秀(2013) 『ライフプランから始める本気の自己啓発』 三恵社。
・その他。

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