釼地邦秀(著) 『管理者の役割6ヶ条』
(Kindle 版/POD版)
【本書の要旨】
本書において厳選した管理者の役割は、「目標設定」・「動機づけ」・「部下育成」・「実行支援」・「振り返りとフィードバック」および「コミュニケーション」の六つです。これらは管理者の第一義的な責務である「職場目標の達成」を念頭においた必須の役割です。初めて管理者になった人にも分かるように基礎の基礎から分かりやすく説明しました(*)。さらに、図表による説明を取り入れ、実践的な行動に結びつけやすい表現で説明し、私の運営するウェブサイトとの連携も図りました。文中に表記したすべての図表は私が運営しているウェブサイトからPDFの形式でダウンロードできます。本書が少しでも読者の役に立つよう、心から願っております。
*管理職経験の豊富な方、上級管理職の方は、拙著『組織活性化と経営管理者の役割』(白桃書房)を参照して下さるようお願いします。
【KW】
管理者の役割/目標設定/動機づけ/部下育成/実行支援・問題解決/振り返りとフィードバック/コミュニケーション/組織活性化/リーダーシップ
【主要目次】
第1章 目標設定
第1節 目標の連鎖を念頭に置く
第2節 上位目標および上位方針を確認する
第3節 「PQCDS」を活用する
第4節 能力開発項目を忘れないように
第5節 「手段目標」という考え方もある
第6節 共同目標の場合には個人の責任分担を明確にする
第7節 目標の優先度を決める
第8節 部下の納得度を高める
第9節 目標設定に報酬を組み込む
第10節 目標の難易度を適切に設定する
第11節 目標値は明確に表現する
第12節 達成手段は具体的に設定する
第13節 中間目標を設定する
第14節 中間フォローアップの日を設定する
第15節 シミュレーションを忘れない
第16節 実行計画を作る
第17節 管理者も個人目標を設定する
第18節 目標管理制度についての注意点
第19節 目標設定のポイント(本章の総括)
第2章 動機づけ
第1節 動機づけのメカニズム
第2節 会社で働く人々が抱いている主な欲求
第3節 マズローの欲求リストを活用する
第4節 三隅の欲求リストを活用する
第5節 釼地の欲求リストを活用する
第6節 個々の部下の欲求を知る方法
第7節 欲求に対応する方法を設定できない時の対処法
第8節 さらなる自己工夫
第9節 動機づけのポイント(本章の総括)
第3章 部下育成
第1節 Off JTの活用
第2節 OJTの実施
第3節 その都度教育
第4節 小集団活動の活用
第5節 改善・提案活動の活用
第6節 学習意欲の研究
第7節 部下育成のポイント(本章の総括)
第4章 実行支援
第1節 実行支援の基本的な考え方
第2節 見守り
第3節 随時のフォローアップ
第4節 実行計画に基づいたフォローアップ
第5節 問題解決への支援
第6節 「問題」とは
第7節 シミュレーションを活用する
第8節 真因を掴む
第9節 書きながら考える
第10節 問題解決の基本的な手順
第11節 層別法を活用する
第12節 パレート図を活用する
第13節 特性要因図を活用する
第14節 ブレーンストーミングを活用する
第15節 上司に対する発言力を獲得しておく
第16節 全社的マネジメントシステムの活用
第17節 実行支援のポイント(本章の総括)
第5章 振り返りとフィードバック
第1節 振り返りとフィードバックの意味
第2節 振り返りとフィードバックの必要性
第3節 成果を判定し報奨や人事評価に反映させる
第4節 取り組み過程を振り返り今後に活用する
第5節 振り返りとフィードバックのポイント(本章の総括)
第6章 コミュニケーション
第1節 部下とのコミュニケーションにおけるポイント
第2節 上司とのコミュニケーションにおけるポイント
第3節 他職場の人達とのコミュニケーションにおけるポイント
第4節 コミュニケーションのポイント(本章の総括)
*発行年月日:2017年5月9日(第1版・第1刷)
【購読者の方へ】
*本文で案内した[図表]はこちらで閲覧・入手出来ます。
図表1_統合モデル_pdf
図表2_組織階層_pdf
図表3_数量化シート_pdf
図表4a_実行計画表(例示)_pdf
図表4b_実行計画表(ブランクフォーム)_pdf
図表5_層別法_pdf
図表6_パレート図_pdf
図表7_特性要因図_pdf